通学時などの防犯対策
子どもが小学校に進学した際の通学や通塾時、帰宅が遅いと親としては大変気を揉み心配になります。どんな場合でも犯罪に巻き込まれないとは言い切れませんが、今出来る対策は万全にしておきたいですね。
家族の中で話し合い、どのように子どもの安全を確保するべきか、防犯グッズについても検討してみましょう。
通学路など近所の安全マップを親子で確認
地域によっては通学路の安全マップとして、不審者が現れやすい場所や死角になりやすい場所を、わかりやすく地図にまとめて配布しているところもあります。
そのような地図が無い地域でも、親子で普段子どもが遊ぶ場所や家までの道、通学路などを調べ、予め危険と感じる場所を確認しておく事が大切です。
子どもが一人で歩く場合でも、ここは危険かもしれないという、近づかせないイメージをインプットさせることに繋がります。
反対に、不審者の気配を感じた時に逃げ場となるコンビニや、こども110番の家なども確認しておきたいですね。
情報を取り入れ危険回避
PTAや学校側から配信されるメールなどで、不審者情報などの連絡が来る場合があります。
地区の警察署でもそのような情報は開示されていますので、保護者が情報を仕入れ子どもに伝え防犯意識を高めておくことも大切です。
防犯グッズ①~防犯ブザーについて~
子どもが不審者などに最も狙われやすいのは、一人でいる時です。
そういった状況になった時でも、付けているだけで防犯の役割も果たせるのが防犯ブザーです。
たくさんの種類が販売されていますが、選ぶポイントをまとめてみます。
・操作のしやすさ
キャラクターのものなど見た目重視で、操作性の悪い物を選んでしまうと、すぐにブザーが鳴らせないという結果になってしまいます。
・壊れにくいもの
ランドセルなどに普段から付けておくものですから、頑丈で防水性もあると良いですね。
・音が止めにくいもの
簡単な操作で音が止められてしまうと、周囲に気付いてもらえない可能性もあります。子どものいたずらと判断されかねませんので、音を止める仕組みがわかりづらいものが安全です。
子ども自身が使い方を把握できるよう、練習をさせておくと良いです。
いざという時に使えない事がないよう、点検も大変重要です。
防犯グッズ②~その他~
防犯ブザーの役割も担う、見守り携帯も各社から販売されています。
塾や習い事で帰宅時間が遅いお子さんはGPS機能などもあると便利ですね。
夜道の帰宅には反射板を使ったシールなどで、事故対策をされるのも良い方法です。
手首に簡単に巻くアームバンドなどもありますので、おすすめです。
親子での話し合い
親子で常にコミュニケーションを取り、子どもの行動を把握しておくことも大切です。
防犯のみならず防災も含めて、様々な想定でその時どうするかを話し合っておくと良いですね。
参考
みんなが安心 最新安全・防犯グッズはこれ! 小学一年生「子どものための安全防犯大百科」
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